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山の仙人になりて~なぁ(kuma仙人物語)

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2021-01-18 (Mon) 18:26

連日の大量捕獲(イノシシ)と駆除と②



続き


明くる1月15日
小国町のマタギ猟師がやって来た
小国にはあんましエノヒッヒがいないので
エノヒッヒを獲りにやって来たのだ
彼とはこれまで何回か一緒に山に行き
エノヒッヒを数匹捕まえたし
雪の奥山で
やっぱりボルトを忘れたオレと共に
でっかいクマを撃ち損じ逃がしたこともある

彼は山岳救助隊なので
体が丈夫な訳で、体力もあるから
オレも遠慮なく安心して山の中を引き回せるのである

歩き出して数分
前日に見たダム下の杉林
あそこに昨日から痕跡つけてるからイノシシ居るよ
そう言って指さす先には
まさしくエノヒッヒが林の中を歩いてるではないか

ほれ、リューゾー君撃て
外したらオレが撃つ
距離は100mあるかないか・・
オレのマグナム、スコープ狂ってるかもしんねから
弾どこへ飛んでくか分かんね~~と言いながら
リューゾー君のマグナムが火を噴いた
やっぱりマグナムは音がデカい

コロンと一発でエノヒッヒは倒れた
P1151070x.jpg

川を渡れる場所が無いので
後から回収する事にして
更に奥に向かうのだが・・・・・
あんな所に居るエノヒッヒを見つけちゃうボクチャン
まるで鷹の様な目を持つ・・・訳でも無い
最近はローガンが激しく乱視が進み
いい加減視力が経年劣化しているのである
だが、普通の人はめっけられないわ(笑)
まあ、いるところが分かってるというか
それだけ多く観察してるからね~~

暫く進むと
ん・・・こりゃ新しい団体様の通った跡
P1151071x.jpg

デカいのから小さいのまで5~6匹の足跡ですね~
コレ追ってみる?
と言うと、リューゾー君もうんと言う

リューゾー君はなんたって丈夫だから
こんなのをどこまでも追えるのである

二手に分かれ彼は足跡を追い
オレは足跡が行くだろう先に進む

沢の中を静かに歩いていると
峰を歩くオレンジ服の彼がちらちら見える
しかし、彼は無線機を忘れてきたのだ
この沢は、沢の中でも携帯が通じるので
まあ、最悪携帯で連絡すればいいか・・・・

あんまし足音を立てないように(雪が硬いので)
そっと進む・・・
追う群れとは別のエノヒッヒ痕跡があっちこっちにある
P1151072x.jpg

そのうちに
なんだかプーンとイノシシの匂いがしてきた
あれ?一群れ川を下ってるぞ??
リューゾー君が追ってる群れだろうか???
杉林の中は枝から落ちた雪が硬く締まり凍り
足跡が残らない状況なのだが
今しがたまでそこに居たような強い匂いと
川を出入りした泥だらけの痕跡があちこちに

でも、オレの進む方向とは逆向きだ
ん~違う群れなのかな???
その群れはちょっと急すぎるくらいの斜面を登って
リューゾー君の尾根とはオレのいる谷を挟んだ向かい側
無線と地理感が無いリューゾー君に
オレが追った足跡を辿らせるのは厳しい

という事で、まあ、跡は放っておいて先に進む

P1151075x.jpg

そのうち携帯が鳴り
群れは峰から谷に降りたと連絡が・・・
アレはやっぱり最初に追った群れの跡だったのだ

もう、時間が経過したので留まる場所の見当はつくが
追っても追いつかない

このまま奥へ向かおうと連絡し
途中で彼を待つ

昼間も日が当たらないような狭い谷だが
日の当たる開けた場所で彼を待つ
P1151077x.jpg

そのうちに、トボトボと彼の姿が見える~
P1151078x.jpg

腹減ったぁ~~
飯食うべ~~
P1151079x.jpg
小国の猟師はケモノの毛皮を腰につけてるので
雪の中に腰かけられるが
オレはそんなの無いので立ったまま飯を食う
そんで、この場所・・・
すぐ近くにエノヒッヒ牧場というような場所の近く
50mくらいの所からそんな場所が始まる
そこで昼飯喰い、タバコまで吸ってしまった・・・
こりゃ失敗だったと後から気付くのだが
時すでに遅し( ̄▽ ̄;)

ご飯食べて沢を登るけど強い痕跡がない
奥まで行き、戻ってきて
ここがイノシシ牧場さ・・・と指さす先には
真新しい痕跡と泥の足跡がいっぱい

P1151082x.jpg

あれ・・・さっきまで居たんじゃん・・
あの下で飯食ってタバコ吸っちまった

でも・・まだいるかな??

まあ、急斜面をつかつかと登っていくと
リューゾー君もいい位置を確保すべく自動的に動く
P1151081x.jpg

もうそこら中穴だらけで
足跡だらけ
倒木が小沢に重なり倒れ
それに雪が乗り、小沢1本がトンネル状になっている
エノヒッヒはそこを利用している
もはや牧場というよりは集合住宅状態である
P1151080x.jpg

しかぁ~~し・・・・
かなりの数が住んでいそうなのだが
この下で飯を食い煙草を吸ったおかげかどうか
真新しい痕跡を多数残しモヌケノ空なのであった

この場は次回急襲するとして・・・
別の沢に行ってみようか

前日にオレが5匹仕留めた場所
まだまだ沢山いる気配があったので
沢を遡ってみた

沢には倒木をチエンソーで切り重機が入った跡がある
前日の奮闘が分かる景色なのである

重機やオレたちの足跡の上には
新しく歩き回ったエノヒッヒの足跡があちこちに・・

だが、この日
雪の中を8キロほど歩いたのだが
朝一の出会い以外収穫は無かった
本当はもう一時間も歩けば・・・・・
という筈なのだが
リューゾー君は地元の町の何かの会議に出なくちゃならず
時間が許さなかったのである


エノヒッヒは・・・
沢山獲ったがまだまだ沢山いる

そして、今年のエノヒッヒは
人が簡単に見つけられるような場所に
あまり痕跡を残していない

山に行かない人は
エノヒッヒが減ったような錯覚を持つだろうが
ひとたび山に入れば思った以上沢山の足跡に出会える

これは、エノヒッヒが人を恐れ
慎重な行動を持ったというよりも
毎年違う気候や雪の塩梅などにより
その年ごとに行動パターンが変わるという事だと推察する
が、基本的な行動原理に変化はない

地元の積極的な猟師2人は
結構エノヒッヒを積極的に獲ってはいるが
オスばかりの捕獲が多い
特に単独の大型のオスの捕獲が多いようだが
メスを含んだ群れの捕獲は出来ていない
群れからはぐれた数匹のオスの捕獲はあるようだが
オレとシロアキの様に50匹を超える捕獲には
到底至らない

これは、エノヒッヒの行動を理解すれば
何故そう言う傾向になるのか分かるのだが
捕獲だけを求めた中からはその理由を知る事は難しい

動物の観察という別の趣味というか
見地が必要なのである

では、なぜオレと関わるシロアキやオレは
群れなどに出会い多くを捕獲できるのか
それにはちゃんと理由があるのである

つまり、そういう場所を狙って猟に向かうという事
事前に、地図を読み
どこのどんな場所に群れが潜み
単独エノヒッヒが居そうなのか
そう言うことが分かるからなのである


単独のオスばかりをやっつけても
メスを多くとらなくちゃ増殖は防げない
また、エノヒッヒの密度が高いと
エノヒッヒの病気(トン熱など)の蔓延も怖い
covid19やそのほかのウィルスと同じ様に
移動や密集が爆発的な感染を起こし
種の全滅に繋がりやすい

エノヒッヒを全滅させるという意気込みではないが
数を多くとり、密度を減らす事も
ある意味で種を守るという事にも繋がっていると思うのである

まあ、多すぎるって事だね
東京などの人口密集大都市でコロナが流行るのと似てるね


という事で

長くなったので
またまた続く・・・・












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最終更新日 : 2021-01-22

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